夫が会社を辞めたいと言い出してから復職まで

「会社を辞めたい」
とLINEにメッセージを送ってきたのは昨年の10月。
転勤後、慣れない職場で
休日もなく、平日も深夜まで勤務している様子のオットは
もう限界にきているようだった。

「辞めていいよ」
私からの最初の返答はこれ。

過去20年間、SOSなど送ってきたことのないオット。
お金が無くなるもの怖いけど、それよりオットが壊れちゃうのが何よりも嫌。
だから、気が楽になる道を選べるように、まずは賛同したわけだけど。

日がたつにつれて
これから先の見えない不安がどっと押し寄せてきて
意味もなく涙が出たり、
やる気が起こらなかったり
私が、精神不安定の波に飲まれてしまった。

支えなきゃいけない私が、早くも崩壊。

でも、冷静に考える思考回路はまだ残っていたようで
オットが「無職」にさえならなければ、
そんなに不安じゃない、と気づいた。

「退職じゃなく、休職にして」

まずは、ゆっくりと考える時間が欲しい。
今は疲れ果てて、今の環境を変えたいがために「退職」を選ぼうとしているのかもしれない。
でも、落ち着いたとき、それが間違いだったら、取り返しがつかない。

なんてったって、50代の転職。
簡単にできるわけがない。

私の不安定さを感じてくれたオットは、「休職」に妥協してくれた。

で、次にやるのは、どうやって「休職」にもちこむか。
オットの場合、もうすでに1か月で7キロも体重が落ちている。
いろいろ様子を聞きだすと「鬱」の要素満載。

そこで、「鬱」の診断書で、休職することを考える。
とはいっても、診断書はおいそれと、医者が出してくれるわけじゃない。

ネットで調べまくって、病院を選定し予約。

運よく、通院初日に診断書がもらえた。

その切り札を手にしたオットは、まずは有給休暇で休みを入手。
有給休暇は長年積もり積もっていて、半年はそれでやりすごせそう。

だけど、1か月半経過すると、有給休暇使っての休みでも「休職」扱いになる。
そして、「休職」は、1年半が限度で、それを超えると退職になる。

こうして、晴れて「休み」を手に入れたオット。

最初のころは、土木工事のバイトでも探そうか、とか
警備のバイトはどうだろうか、とか
そんなことばかり口にしていた。

実際、これと思う求人に応募してみたりしたようだけど、結果は惨敗。

バイトだったら「楽」とか
バイトだったらすぐに働ける

そんな考えが、根底にあるのが透けて見えたから
バイトでも、楽じゃないこと、違う大変さがあることを
話し合ったりしてみた。

そして、頃合いを見て、なぜ退職したいのか、今後どうしたいのか、聞いてみた。

だけど、本人も、迷い、不安がたくさんありすぎて
決められないようだったらか
とりあえず、たっぷり休んで、復職する道がいいと思うと、
すこしだけ、私の考えも話してみる。

そしたら、本人
復職へ、歩を進めはじめ、
今週末、嘱託医に復職診断してもらうことに。

この5か月は
いろいろなことを考えられる
神様がくれた
休暇だったと思う。

神様、ありがとう。

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